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大寺康太さんは、家業である鋳物卸業、大寺幸八郎商店の六代目でいらっしゃいます。富山県高岡市では鋳物が有名です。どのように鋳物業は始まったのでしょうか?
高岡銅器の歴史は、加賀藩2代目藩主前田利長公が1611年に地場の産業の育成を目的として、現在の富山県高岡市金屋町に7人の鋳物師を招き入れたことに始まります。
400年たった今も高岡は鋳物の町として続いており、大寺幸八郎商店は慶応3年(1867年)より高岡の鋳物産業発祥の地である金屋町にて銅器などの金属工芸品の卸問屋を営んでおります。現在は卸販売をする傍ら、江戸時代から続く建物の店先を一部開放して、小売販売も行っております。
大寺幸八郎商店で作られている商品の魅力を教えてください。
高岡における鋳物の技術を用いた金属ならではの素材感を生かしたモノづくりができればと考えております。最近ではデザイン、原型製作をお願いしております林悠介さんと共に商品開発を行っており、林さんの独特の世界観におけるどこかほのぼのとした雰囲気の商品が特徴的です。
本当にかわいい商品で運営者の櫻井も一目見て気に入りました。それでは今後の展望をお願いいたします。
今後商品開発をしていく中で、前述の林さんと共に商品開発をしていくわけですが、普段の生活で長く喜んで使っていただけるような商品をご提案していければよいなと思います。
慶応3年(1867年)創業。富山県高岡市の伝統技術である鋳造技術を生かして、現代のライフスタイルに合う商品を発信している。インタビューページへ |
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